神鋼物流(株)は、従業員一人ひとりの心身の健康を重要な経営課題と位置づけ、従業員の健康増進を強化します。
社長を健康経営推進責任者とし、人事労政部担当役員、人事労政部が中核的役割を担い、各事業所総務・安全衛生管理担当者をメンバーとする『健康経営推進研究会』と健康保険組合、産業保健スタッフ、労働組合が協力しながらさまざまな取り組みを推進しています。健康経営に関する情報は、定期的に取締役に報告しています。
従業員一人ひとりが自らの健康は自ら守る意識を持ち、心身の健康づくりに主体的に取り組みます。
1.定期健康診断受診率 100%
2.ストレスチェック受検率 100%
3.喫煙率 16.7%(2019年全国平均)
当社では、「65歳まで健康でイキイキと働ける健康づくり」を目標にしており、長く健康で働くには有所見率の低下が必須と考えます。
定期健康診断の受診後、基準値を超える有所見者を対象に、産業医・保健師によるフォロー面談を実施していますが、有所見率は高い状態が続いています。
有所見率の改善は、経営上の課題であり、今後健康増進に関するさまざま取り組みを通じて、従業員の健康意識を向上させ、運動習慣や健康的な生活習慣の定着を目指します。
定期健康診断の結果を産業医が確認し、再検査、治療が必要な従業員に対して産業医、保健師によるフォローアップを実施しています。
一定時間を超える勤務をした従業員に対して、上長との面談後、産業医に報告し、事前に健康状態を確認した上で、産業医面談を実施しています。また健康に不安がある従業員に対しても産業医による健康相談を実施しています。
全従業員を対象に喫煙に関する知識習得のための講演会や健康教室の実施、禁煙を希望する従業員に健康保険組合と協働で禁煙外来やニコチンパッチの購入費用を補助しています。
また、環境整備として屋内喫煙所の廃止、喫煙所数の削減とともに、禁煙時間などを設けた『神鋼物流スモーク・ルール』を2020年に定めました。
健康保険組合提供の健康管理アプリ『Pep Up』を活用したウォーキングイベントを実施しています。個人とチームを編成してランキング形式にすることで、歩数の増加、コミュニケーションの活性化と運動習慣の定着を目指しています。