公正な事業慣行

法令や社会的規範の遵守は、企業活動の根幹であり、企業が存続・発展するために必須です。そのため、2004年度より重要取り組み事項の一つとしてリスク管理室の設置をはじめとしてコンプライアンス体制の整備に取り組んでいます。コンプライアンス意識の強化を目的に、コンプライアンス月間の設定、標語の募集、研修を毎年計画的に実施しています。

1.コンプライアンス体制

全社的なコンプライアンス活動の推進にあたって、コンプライアンス委員会を設置しています。コンプライアンス委員会は取締役の諮問機関として、コンプライアンスに関する方針の策定、監査の策定、重大な法令違反の違法行為是正、内部通報システムにおける事案の審議を行っています。また、コンプライアンス担当取締役の専門部署として「リスク管理室」を設置しており、全社のコンプライアンスに関する体制の整備、教育の立案・実施、モニタリング等、各部門のコンプライアンス責任者と連携し取り組んでいます。

コンプライアンス体制(コンプライアンス委員会)

①研修

当社役員、当社グループ会社社長およびコンプライアンス管理者等にはコンプライアンスセミナーを、管理職・係長にはコンプライアンス推進者研修を実施しています。

② 内部通報システムについて

当社では、法令・倫理などのコンプライアンス違反によるリスクの顕在化・拡大を未然に防止し、また、早期に問題を把握し、対策を講じ、企業としての自浄作用を一層促進する仕組みとして『内部通報システム』を設けています。 通報受付窓口につきましは、社内及び社外に設置しています。

※社内の通報受付窓口

倫理相談室(通称:ホットライン)を総務部内に設置

※社外の通報受付窓口

(株)神戸製鋼所推薦のKOBELCOグループ会社で共有する社外弁護士。

2.情報セキュリティ管理

当社グループの全事業所が保有する重要な様々な情報資産を守るため情報セキュリティを確立しており、これを維持するため「情報システム管理規程」を定めています。
情報セキュリティに関する訓練、講習会、e-ラーニング等により、従業員に教育を継続して実施しています。
また、個人情報の保護に関しては「個人情報管理規程」を定め、事業のために保有する個人情報の重要性を深く認識し保護の徹底を図ることが社会的責務と考えています。