従業員のワーク(仕事)とライフ(生活)の両立(バランス)を支援するため、総実労働時間の低減、業務効率化の推進、快適で能力を十分発揮し働くことのできる環境づくりを進めています。
多様な人材が相互に認め合い、活き活きと働く職場づくりに向け、会社と労働組合は定期的に話し合いを行い、企業活動の情報共有や様々な課題解決に取り組んでいます。当社では毎年社員意識調査を従業員の職場での意識や、各種施策の効果等の定点観測として実施しており、今後の展開、改善に活用しています。また、経営層と従業員が直接対話する「語り合う場」を実施し、経営の考え方を直接説明する一方、得られた意見を組織運営や職場環境づくりなどに反映させています。
社会環境が変化し、従業員や求職者の価値観も多様化する中、従来以上に就労環境を整備し、企業の魅力向上に継続して取り組むことが必要不可欠であるとの考えのもと、当社は2024年度より「ライフサポート休暇」制度を導入し、「従業員に対する休暇制度の整備」「様々な事情で働くことに制約を抱える従業員に対する仕事と生活の両立支援」を行っています。
労働時間は、総実労働時間の低減を図りつつ、適正かつ健全な労働環境の確保と維持に努めています。テレワークが可能な職場では、制度規定による範囲で勤務場所を選ぶことができます。フリーアドレス制を採用し、隣席者との部門を跨いだ会話で活性化が図られています。
従業員の健康は企業の持続的発展の実現に不可欠であるとの考えのもと、「神鋼物流 健康経営宣言」を発信し、健康経営推進体制を整備して従業員の健康維持増進活動を積極的に支援しています。また、外部からも「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に3年連続で認定されています。