安全・品質への取り組み

神鋼物流では、常にお客様目線に立った一貫輸送を実現するため、物流間での品質維持の向上に努めるとともに、安全、品質に徹した物流貢献で荷主様のニーズにお応えしています。そして、ますます多様化する物流ニーズに先んじ、その使命を確実に成し遂げるため、人事労政部、技術部、本社部門と現場部門が一丸となってチーム力の強化に努めています。そして、個々の危険感性と技能向上を図るため、突発事故をシミュレーションした危険体感訓練や、海難事故に備えた水難・着水訓練を実施しています。技術部によるケーススタディや研究成果を活かし、徹底したリスク管理体制を敷いています。

安全衛生活動の中期計画(2016年度—2020年度)では、安定した安全な職場を早期に確立するため、「安全は絶対である」「ルール違反をしない・させない」「災害を起こさない・起こさせない・繰り返さない」の強い意志を職場の一人ひとりが持って推進する仕組みをつくることを主眼に置いて取り組んでいます。

さらに、安全、品質に徹した物流を支えているのが、技術へのこだわりです。2011年に技術室を発足し、「物流を科学する」をキーワードに、今まで経験と勘に頼っていた物流を各種センサーによる実測や実験、解析により定量化を図ってきています。「より効率的に!」「より安全に!」「より環境にやさしく!」をモットーに、他社と差別化を図った物流を目指しています。また、大学や同業他社との共同研究や共同開発を行い、常に先を見据えた取り組みを行っています。

【主な輸送技術の開発】

  • 構内機関車のアイドリングストップの開発:特許(特開2015-042520)/平成26年度省エネ大賞受賞
  • コンテナ輸送用線材パレットの開発:特許(特開2015-013656)
  • 港湾荷役用のスカイジャスター®の開発:株式会社大林組との共同開発(新機能部分)
技能向上のために定期的に実施している
「技能競技大会」を開催
同業他社との技術交流会を実施