2025年7月1日に社名を
「神鋼物流」から「コベルコロジスティクス」に変更しました。
2025年9月1日
当社は、8月5日~9日に高校生、海上技術短期大学校生の計2名を社船による船員就業体験として、8日に地元の高校生3名を神戸製鋼加古川製鉄所内の当社作業現場の見学として受入れました。いずれも2年連続の実施です。
1.船員就業体験の受入れ
船員の養成課程を持つ高等学校、海上技術短期大学校の生徒・学生各1名が8月5日に加古川製鉄所岸壁から乗船し9日まで、高知県須崎港までの2往復の航海で、船員就業を体験しました。乗船したのは、乗組員10名の社船「神英丸(しんえいまる)」(3,305総トン、以下「本船」)で、須崎港で石灰石を積み、加古川製鉄所まで運びます。製鉄の際に不純物を取り除くために使用する原料であり、常に一定量を構内に保管しておかなければならないため、本船が担う役割は重要です。運航中は、乗組員から実際の作業や船内生活を見たり、説明を聞いたりしながら、乗組員とともに船内体験をしました。
参加者からは、「学校の実習船では分からなかった大型船の操舵の難しさを見ることが出来た」、「体験を通じて、船員の仕事は信頼関係やコミュニケーションが大切だと感じた」などの感想がありました。
2.加古川製鉄所内の当社職場の見学会の受入れ
地元高校生3名が8月8日の午後、加古川製鉄所内の当社職場を見学しました。当社の事業内容、その果たしている役割の重要性を説明した後、加古川製鉄所内全体を回りながら、製鉄原材料の荷揚げから、機関車による輸送、鉄鋼製品の管理や輸出まで、実際に当社従業員が働く様子を見てもらいました。
見学参加者からは、「設備やシステムが整っていて、効率よく安全に働けるような工夫がたくさんあった。」など、当社の仕事を知ってもらう機会となったとともに、「自分の興味がある企業について知ることで、進路について考えようと思った。」「地元にはどのような業種があるのか知りたい。」とのコメントがありました。
当社は、実際の職場を通じて、高校生、学生が、社会への理解を深め、自らの将来選択について考える機会を作ることができるよう、今後も積極的に受入の協力を続けていきます。
以上
※1高校生については国土交通省 神戸運輸監理部(神戸地区内航船員確保対策協議会 事務局)、海上技術短期大学校生については日本内航海運組合総連合会が、夏休み期間中に内航船に乗船して船員就業を体験する制度により、当社に紹介があったもの。
※2加古川商工会議所が主催する「未来の職業を考える高校生のための企業見学会」東播地域の高校生を対象に職業選択に役立ててもらうため、地元企業を訪問し、職場見学するもの。今年は、8月4日~8日の計5日間に、製造業、小売業など20事業所が参加。