2024年10月30日
当社は、2024年10月24日、関西物流センター(大阪)において、同センターで働くトレーラー乗務員とセンター従業員が参加する「トレーラーバック危険体感訓練」(以下、訓練)を初めて実施しました。
訓練は、44名(当社12名、協力会社32名うち乗務員22名)が参加し、鋼材輸送における安全への取り組みとして、実車両を使用して運転席からの死角範囲やバック走行時のオーバーハング(車体の振れ具合)などトレーラーの特性を乗務員、センター従業員が各々又は共に確認しながら実施しました。
訓練後、トレーラー乗務員からは、「乗務員にとっては当たり前のことですが、今回センター従業員の方にも、トレーラーの特性を知っていただいたことは、誘導時などの安全に繋がります」との感想がありました。
また、当社は本訓練に先立ち、全営業拠点にバック事故防止のためのポスター、倉庫にスローガン看板の掲示や乗務員運転マニュアルを作成、配布しており、乗務員に「バック走行時に何を一番注意していますか?」と尋ねてみたところ「降車して確認」、「無理して1回で進入しない」、「誘導が必要な時はお願いする」といった、回答があり、マニュアルがしっかりと浸透している事を確認する事ができました。
本訓練を通じて、バック事故の危険性がさらに理解され、事故防止の意識が向上すること、参加者を通じ広く、長く安全意識が醸成されることを期待しています。当社は、引き続き当社従業員及び協力会社従業員・乗務員が共に協力して鋼材輸送安全のレベル向上に取り組んで参ります。