2024年10月2日
当社関西物流センター(大阪)(大阪府高石市)は、1984年10月1日の開設から無災害記録40年(14,611日)を達成し、これからも、無災害を続けていきます。
関西物流センター(大阪)では、協力会社の皆さんとともに、「直協一体」となって安全への取り組みを行っており、当社の管理監督者から当社および協力会社の現場作業員が、会社の垣根を超えて、互いの安全を考えて意見交換できる仕組みとして、全員の参加が可能な会議を開催し、意見が出せる職場風土を作っています。
これに合わせて、センター、会社として、他事業所の安全に関するヒヤリハット情報の展開、全社取り組みとして「安全専任(※)」の巡回による安全作業(作業標準)の確認や、ポスター掲示などで、安全を最優先にした操業を徹底しています。また、安全作業に欠かせない設備の保守や改良についても、災害を未然に防ぐためのリスクアセスメント活動として技術の専門スタッフとともに継続して取り組んでいます。
関西物流センターには、尼崎と大阪の事業所があり、両事業所の取組みとして、上屋内の作業員と貨物の交差(接点)を回避する以下の装置を導入しました。
・フォークリフトとの接触事故防止のため、稼働中はメロディーホーンが鳴るよう設定
・歩行者とフォークリフトとの接触事故防止のため、フォークリフトの進行方向にブルーライトを投射し、歩行者とオペレーターの双方に退避距離を明確化
・ホイストクレーンから進行方向にブルーライト投射する機能を取り付け、吊り荷と作業員の近接、接触事故防止のための退避距離を明確化
当社では、安全・品質・環境・コンプライアンスは企業存続の基盤であり、中でも安全は、現場で働く者が最優先すべきこととして取り組んでいます。会社全体の安全管理体制を整えるとともに、社内の災害に関する全社共有で、原因・対策を水平展開し、災害を起こさないよう、今後も、従業員一人ひとりの安全意識向上を図ってまいります。
※【安全専任制度】
2005年より全社の安全管理体制として「安全専任」を任命し、専任者が全社の安全に取り組んでいます。現場管理監督者より「安全専任」を選出し、通常業務から一定期間外れ、安全に特化した活動を行っています。現場パトロールを基本に、各職場の作業内容、作業標準、関係法令等の理解に努め、専任者自らの資質の向上と事業所の安全衛生活動推進に寄与することを目的としています。
以上