ニュースリリース

2024年7月31日

「水際作業の安全確保のための体験訓練」を実施しました

当社は、7月19日に加古川市防災センターにおいて、訓練を通して海難事故・災害を発生させないことを学ぶ取組みとして「水際作業の安全確保のための体験訓練」(以下、訓練)を実施しました。

 

加古川、神戸、尼崎、千葉県市川地区の各事業所のライフジャケットを着用する接岸船舶や岸壁等での作業従事者、船舶訪問者の訓練未経験者18名に、加古川市消防本部 東消防署 救助係 高度救助隊の指導の下、作業中に海中転落した場合を想定した訓練を実施しました。訓練では、ライフジャケット未着用と着用との違いの体験から着用の必要性を、作業中の装備での海中転落が命にかかわることを、事故発生時の救助と救助のされ方を体験しました。ライフジャケットを緩みなく着用する必要性を確認したほか、体験ならではの多くに気づきがありました。

 

参加者からは、「普段は室内での業務が中心。現場へ出るときには、水際では注意するよう周囲から言われていた。今日その意味がよく分かった。慣れていないからこそ、気をつけなければいけないと思った。」、「自分にあった適切な位置で着用しなければいけないと感じた」などや、フルハーネス装着では「泳ぎは得意なほうだが、フルハーネス装着での落水は身動きが制限され、思ったように泳ぐことができなかった」「訓練をしていても実際作業現場で落水してしまったらパニックになるかもしれない」など落水時の怖さの再認識する機会となりました。この体験を生かし、日々作業での落水の危険性、安全対策の重要性について共有し、安全意識の向上を目指していきます。

 

訓練は、今回で27回目の実施となり過去14年間に延べ486名が参加しました。

 

 

以上