ニュースリリース

2023年11月29日

4年ぶりに「神輸会」を開催しました

当社は、11月14日、兵庫国際交流会館において、全国の協力会社34社及び株式会社神戸製鋼所(以下、神戸製鋼)から108名の参加による「神輸会」を開催しました。

 

本会は、当社が担う神戸製鋼の鋼材輸送に関わる全国の海上・陸上輸送、流通基地、荷役等の協力会社が集まり、安全・品質・輸送技術・コンプライアンスへの取り組み等、各社が抱える共通課題に関する情報共有を目的としており、前回の令和元年からコロナ禍の影響で開催できなかった間の鉄鋼生産動向や安全作業のあり方に関する情報共有を図りました。

 

また、神戸製鋼 鉄鋼アルミ事業部門 事業戦略部 担当部長 酒井宏明様より「KOBELCOグループのカーボンニュートラルへの取り組み」と題し、製鉄プロセスでの取り組みや高炉へのCO2低減ソリューションを活用した国内初の低CO2高炉鋼材“Kobenable Steel”についてご紹介いただき、これらに伴う今後の物流の変化について意見交換を行いました。後半は、近年毎年のように自然災害が頻発し甚大な被害が発生していることから、朝の情報ワイド番組にも出演されています気象予報士・防災士 正木明様より「防災に活かす天気予報の正しい見方、使い方」と題し、被害を少なくする対策等についてご講演いただきました。

 

当社社長 岡からは「物流業界においては、2024年問題や人手不足など課題が多いが、物流が原因でお客様に迷惑をかける、輸送が原因で鋼材需要に影響を及ぼすことはあってはならない。皆さまと知恵を出し合いもっと良い輸送を考えていきたい。」と協力を要請しました。

 

当社は、KOBELCOグループの物流企業として安定的かつ高品質な鋼材輸送の実施にあたり、より効率的、より安全、より環境にやさしい物流を目指し、各種課題に取り組んでいきます。

 

 

以上