ニュースリリース

2023年8月31日

「水際作業の安全確保のための体験訓練」を実施しました

当社は、8月9日に加古川市防災センターにおいて、水難事故防止の取組みとして「水際作業の安全確保のための体験訓練」を実施しました。

加古川、神戸、尼崎、大阪地区の事業所で、ライフジャケットを着用して接岸船舶や岸壁等で作業に従事する訓練未経験者18名に、加古川市消防本部 東消防署 救助係 高度救助隊の指導の下、加古川市防災センターにおいて、作業中に海中転落した場合を想定した「水際作業安全確保のための体験訓練」(以下、訓練)を実施しました。
ライフジャケットを着用の有無の違いから、着用の必要性を確認したほか、訓練ならではの、多くに気づきがありました。
ライフジャケットの着用なし、フルハーネス装着での入水では、「立ち泳ぎを止めると沈むので怖かった。ライフジャケットの威力を体感した。」「作業現場では、フルハーネスに加え工具も持って、さらに重くなる。水際での作業が多いので、水の怖さを知ることができた。」などの感想があり、この体験を各事業所で共有し、日々の作業に生かし、事故防止職場の安全意識の向上に取り組んでいます。

訓練には、過去13年間に延べ468名が参加しました。この訓練は、岸壁等での作業等に初めて配属され、海中転落事故の危険のある社員に対して、東消防署の特段の配慮により実施しています。

 

「水際作業安全確保のための体験訓練」実施内容

・ ライフジャケット無しでの着衣浮力体験

・ ライフジャケット無しでの着衣水泳体験(泳ぐことのできる人のみ対象)

・ ライフジャケット無しでフルハーネス装着の水泳体験

・ ライフジャケット着用での入水体験 等

 

 

 

以上