
容積や重量のある大型貨物の取り扱い実績を強みに、
海外メーカーの大型機械を日本に輸入する仕事を担当
主に海外メーカーの大型機械を日本に輸入する仕事をしています。通常のコンテナ船やトラックで運搬できないサイズの機械を運ぶため、規定法令をはじめとした専門知識が必要となります。また経験やノウハウが重要となるため、例えばトレーラーのドライバーに意見を聞いて「このサイズの機械を積んでこのカーブは曲がれない」といった感覚を頼りにしたりもします。皆さん親切に教えてくるので、なるべく現場に足を運んで情報収集するよう心がけています。
仕事に関しては、もちろん上司と相談しながらですが、見積りから輸送計画、貿易事務、製品の納品まで基本的に一人で全て担当しております。そのなかでも、大型プロジェクトの案件が多く、一つの案件に長期間にわたって関わります。そのため最初の見積から携わった案件が何年もかけて無事にプロジェクトが実施されると、達成感があります。良い製品があっても、それを運ぶことができなければプロジェクトは成り立ちません。何億という大型プロジェクトの一部を物流が担っているため、やりがいを感じています。
大学院では、世界における経済学等を学んでいたこともあり、海外メーカーと直接交渉や調整を担う海運や貿易の仕事に興味がありました。生まれも育ちも大阪で、学生時代は神戸で過ごしたこともあり、神戸の会社に興味を持ち、豊富な経験と実績をもつ海上輸送はなにより魅力を感じました。関西で働くつもり満々だった自分にとっては、入社後すぐの東京配属は大きな転機でした。同じ職場に関西出身の先輩たちのサポートもあり、東京での仕事にもずいぶん慣れました。
WEEKLEY SCHEDULE
プライベートでは今年に結婚をしたばかりで、仕事と家庭をどう両立していくか、今の課題です。フレックス制度を多用して、銀行や役所の用事を済ませてから出社したり、急ぎの仕事がない朝にゆっくり出社することもあります。仕事は見積から輸送計画の作成、貿易事務、製品の納品まで基本的に一人で担当しているので、時間のやりくりは自分次第。仕事に支障がなければ、周囲に気兼ねなく時間を調整することができます。
プライベートで旅行に行くと、いったん仕事を忘れてリフレッシュできるため、仕事のモチベーションの向上になっています。年3回は海外旅行に行っていて、最近ではスペインやポルトガル、新婚旅行で行ったハワイが印象的でした。有休奨励制度を利用して連休にし、旅行に行くこともあります。制度が整っているので、プライベートを充実させたい人に向いていると思います。それから職場には、温厚で、やさしい方が多いので、一人ひとりの事情を理解してフォローする雰囲気があり、それがなにより働きやすい環境をつくっていると思います。