神戸製鋼所の加古川・神戸製鉄所の製品生産における原材料・鉄鋼製品の荷役・輸送サービスを行っています。海上輸送では、最新鋭の神瑞丸など8隻の自社船を含めた約50隻の支配下船舶が全国の陸揚基地をつなぎ、年間1,100万トンを超える貨物を輸送しています。ITネットワークにより全ての船舶と貨物の状況を一元管理するとともに、基地とのオンライン化も行い、一貫輸送の効率化・安全性を業界随一といえるまでに高めています。

陸上輸送では、主業務とする鉄鋼・工業製品や資材輸送のほか、特に厚板、かつ大製品輸送においては特殊車両を用いた遵法輸送を徹底しています。

陸上輸送では、鉄鋼製品(銑鉄・スラブの半製品、厚板、薄板、線材、棒鋼)や工業製品(推進軸など船舶用品、建設機械)といった大型重量単品の輸送を得意としています。支配下には厚板輸送用に荷台が傾斜する傾斜台トレーラーといった特殊車両を有し、製品を安全に輸送する為の最適な車両で輸送プランをご提案します。

トラック輸送から内航船輸送

神鋼物流では日々、自社船を含む支配下船50隻を運航して主に神戸製鋼所の鉄鋼原料、鉄鋼製品を輸送するほか、大量輸送のメリットを活かしてグループ外の製品輸送も請け負っています。1トンの貨物を1 ㎞運ぶ際のCO2排出量がトラックの1/4になる、海上輸送へのモーダルシフトは、物流の効率化や環境負荷軽減に大きく貢献します。

トラック輸送から貨物輸送

神戸製鉄所から北陸方面向けに出荷される線材は従来、トラックで輸送されていました。法令改正により1台当たりの最大積載量が減少、これによりトラック車両不足や輸送コスト増大、さらなる環境影響も生じるため、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)に働きかけ、神戸—富山間のモーダルシフトを実現しました。コンテナでの振動による荷崩れ防止の専用架台、トラック荷台からフォークリフトでも荷降ろしできるラムリフトの導入により、月に4,000トンを貨車輸送するまでになりました。その他の地域では、相模原向けにも実施。今後も、JR貨物と新規開拓に取り組んでいきます。

モーダルシフトを推進するため、鉄道コンテナ輸送を活用しています。貨物列車輸送で一般的な12フィート(最大積載可能重量は5トン)ではなく、20トン超まで可能な20フィートコンテナを採用し、重量物輸送に対応したほか、大きく側面が開くサイドーオープン方式を採用したことにより、トレーラーの台車上での貨物の積み下ろしが容易となり作業効率の向上を図りました。JR貨物ターミナルを利用し、関東圏から関西圏に神戸製鋼グループの製品を輸送しており、今後も利用範囲の拡大をめざしていきます。

内航船での製品輸送

神戸製鋼所の型鋼やコンテナなどの製品を主に輸送しています。また、営業活動の一環として、神戸製鋼所以外の製品輸送も請け負っており、京浜・名古屋地区を始めとする全国に輸送サービスを提供しています。

内航船での原料輸送

神戸製鋼所の加古川製鉄所及び神戸製鉄所の高炉で使用する原料(石灰石やコークス)の輸送を内航船で行っています。また、営業活動の一環として、加古川製鉄所から京浜地区や中国地区など、全国各地への原料輸送も請け負っています。

製品船
原料船