ニュースリリース

2016年12月15日神戸税関長から「認定通関業者」として認定されました

 神鋼物流株式会社は、平成28年12月14日、神戸税関長からAEO制度の一つである「認定通関業者」に認定されました。

 AEO(Authorized Economic Operator)制度とは、民間企業と税関のパートナーシップを通じて国際貿易における安全確保と円滑化の両立を図るため、貨物のセキュリティ確保とコンプライアンス(法令遵守)の体制が整備された事業者に対して認められる制度です。世界各国で導入・相互承認が進んでおり、国際的に広く認識されています。

神鋼物流株式会社は通関を含めた海・陸・空の多彩な物流ソリューションを提供していますが、この度「認定通関業者」の認定を受けたことにより、より一層適正かつ迅速な通関サービスの提供が可能になります。
具体的には、貨物を保税蔵置場に持込むことなく輸出申告ができる「特定委託輸出申告」、輸入申告と納税申告を分けることができる「特例委託輸入申告」等、認定通関業者だけに認められている通関手続きが可能になります。

 また、平成29年10月からは第6次NACCSの更改に併せ申告官署が自由化されますが、認定通関業者は日本全国どこに蔵置された貨物であっても、特定の税関官署で輸出入申告が可能となり、通関手続きのスピードアップが期待されています。益々、サプライチェーン全体の安全確保と円滑化が進んでいく中で、神鋼物流株式会社は法令順守体制の徹底に努め、PDCAサイクルを継続的に行って業務改善を推進し、さらなる高品質、高付加価値の物流ソリューションの提供に努めてまいります。

※2016年12月現在、AEO認定事業者 139者