ニュースリリース

2015年01月28日平成26年度省エネ大賞表彰式 「省エネルギーセンター会長賞」受賞

当社加古川事業所「機関車アイドリングストップによる省エネ活動」が
省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞


 当社鉄鋼事業本部加古川事業所の「ディーゼル機関車アイドリングストップによる省エネ活動」
が、財団法人省エネルギーセンターが主催(後援:経済産業省)する平成26年度「省エネ大賞」の
省エネ事例部門において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。
 本日、東京ビッグサイトにて表彰式が執り行われ、藤 洋作 省エネルギーセンター会長から小野
常務取締役に表彰状が手渡されました。



【賞の概要】
 本事業は、国内において省エネルギーを推進している事業者及び省エネルギー性に優れた製品
を開発した事業者の活動を発表大会で広く共有するとともに、優れた取組を行っている事業者を表
彰することにより、省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進、省エネルギー産業の
発展及び省エネルギー型社会の構築に寄与することを目的とするものです。
                         (出展:財団法人 省エネルギーセンター HPより)



【受賞テーマ】
 「製鉄所におけるディーゼル機関車アイドリングストップによる省エネ」



【活動内容】
 加古川事業所は、ディーゼル機関車を36台保有し、神戸製鋼加古川製鉄所で溶銑・溶鋼・鉄鋼
製品等の構内鉄道輸送(軌道総延長距離約62km)を24時間365日体制で行っています。
機関車の燃料は、年間1,600kℓの軽油を消費していますが、操業優先のため機関車のエンジン
が常に稼動しており、停止させることなく運用されていることに着目し省エネルギー活動を進め、業
界で初めて機関車アイドリングストップシステムを開発・実用化し、大幅な省エネを実現しました。
 開発にあたっては、遠隔無線操縦装置によるエンジン始動・停止を可能とした他、エンジンの再始
動に失敗し作業に遅れをきたすと工場操業への影響が大きいため、再始動の信頼性に重点を置い
たシステムとしました。
 このシステムを製鉄所構内のディーゼル機関車に導入し、アイドリングストップを実用化すること
で、燃料消費量25%(軽油393kℓ/年、CO2排出量1,029トン/年)の削減と本活動により
大きな成果を上げることができました。


 当社は、今後も物流事業を通じて、省エネルギー活動を積極的かつ継続的に行い、省エネルギー
型社会の構築に寄与してまいります。



【写真:上】表彰状を受ける小野常務取締役
【写真:下】小野常務取締役(左)と河口部長(右)


<本件に関するお問い合わせ先>
 神鋼物流㈱ 総務部  担当:岩本   TEL:078-262-3800

                                                 以 上