Episode

エピソードで振り返る神鋼物流

当社の事業にまつわるエピソードを紹介します。

Episode 01

2015年

新造船「神瑞丸」竣工

社船「神瑞丸」

新船名は、社内公募により159通の応募の中から「神瑞丸」と命名された。当社がKOBELCOグループの一員としての「神」と、“めでたいしるし・吉兆”との意味がありKOBELCOグループに吉兆をもたらす船になってほしいとの願いが込められた「瑞」の二文字を合わせた「神瑞丸(しんずいまる)」が採用された。

この船は社船「喜洋丸」(1994年竣工)の老朽化に伴う代替船で、神戸製鋼所加古川製鉄所から関東・中部地区へ鋼材製品の海上輸送を担う。

主な特徴としては、排ガス熱媒油熱交換器と船内LED照明の採用で省エネ性能の向上を図り、安全航行を目的に液晶レーダーと簡易型電子海図表示装置の延長モニターを装備し、船長室と食堂でもモニター確認できる仕様。作業の安全面では、ハッチ開閉用警報装置を導入し船員の安全確保も図った。

「神瑞丸」の主要目

●総トン数=499トン

●載荷重量=1,690トン

●全長=75.23m

●幅=12.0m

●型深さ=7.12m、

●満載喫水=4.172m、

●主機関=阪神内燃機製 1,323kW、

●最大速力=14.02ノット