ニュースリリース

2017年03月01日貨物列車輸送に「KOBELCO コンテナ」利用開始

当社は、モーダルシフト推進の一環として、神戸製鋼グループで生産される製品の貨物列車輸送に20フィートISO規格オープンサイドコンテナの利用を開始いたしました。

このコンテナの特徴は、一般的に使用されている妻面が開くコンテナとは異なり、大きく側面が開くサイドーオープン方式を採用したことにより、トレーラーの台車上での貨物の積み下ろしが容易となり作業効率の向上が図られました。加えて、輸送貨物の固縛作業の軽減を考慮したベルトラッシング方式を採用しております。

また、貨物列車輸送で一般的に使用されている12フィートコンテナ(最大積載可能重量は5トン)に比べ、当社が採用した20フィートコンテナの最大積載可能重量は20トン超まで可能とした設計により、重量物輸送への対応も可能となりました。

現在、このコンテナによる輸送はJR貨物ターミナルを利用し、関東圏から関西圏への神戸製鋼グループの製品輸送に活用されており、今後も利用範囲の拡大を目指してまいります。

<効果>
1)トラックドライバーの負担軽減
2)CO2排出低減、等
中長期的に見込まれるトラック、ドライバー不足に対する輸送力の確保、拡大はもちろんのこと、地球温暖化防止にも寄与しております。

以上