ニュースリリース

2016年11月16日当社主催 第100回「神輸会」開催について

神鋼物流は11月15日、協力会社情報交流会、第100回神輸会を兵庫県国際交流会館で開催し、39社、約120名が参加した。
この情報交流会は神戸製鋼所の鋼材輸送に係る海上輸送・陸上輸送・流通基地・荷役その他関係する会社が全国から集まり、安全・品質・輸送技術やコンプライアンスへの取り組み等、各社が抱える共通の課題をテーマに情報共有を図っている。
今回の第100回の本会では当社 常務取締役鋼材製品本部長 小野玲児が「神鋼物流60年のあゆみと今後」(2015年に創立60周年)を、社外から東大阪市モノづくり親善大使であり株式会社アオキ取締役会長の青木豊彦氏を迎え「夢と実現 ものづくりのプライドをかけて」の講演を行った。

(神鋼物流 社長岩佐道秀 挨拶抜粋)
1963年11月に第一回目の神輸会が開催されて以降、これまで50年以上にわたり神戸製鋼所の鋼材物流を担う本会が継続できたこと、神戸製鋼所の指導ならびに協力会社各社の協力の賜物と厚くお礼申しあげる。次の百五十回、二百回開催に向け、引き続き協力をお願いしたい。
神戸製鋼所の粗鋼生産は加古川製鉄所の高炉巻き替え影響により一時的に生産は落ち込むが、フル生産が継続する。だた、先月末に発表した損益見通しでは、鉄鋼における原料炭急騰影響等により、今年7月に公表した業績見通しから下方修正しており、特に鉄鋼事業部門は極めて厳しい状況にあることをご認識お願いしたい。
このような中、鉄鋼事業部門の抜本的な構造改革、すなわち神戸製鉄所の高炉休止、上工程の加古川製鉄所への集約が来年2017年11月と1年後に迫ってきた。当社としても、上工程集約に向けたプロジェクトを立ち上げ、この物流変化に万全を期するべく社をあげて現在対応中である。更なる物流コスト低減、物流品質向上、安定輸送の強化を図っていく。
最後に、神戸製鋼所および鋼材のお客様からの信頼を勝ち取るためにも、安全は絶対である。今一度会員各社の皆様にはルール遵守の徹底、「自分の身は自分で守る」という風土の醸成をお願いしたい。

以 上


(開催場所)
神戸市中央区脇浜町1丁目2-8
兵庫県国際交流会館 3階 多目的ホール