ニュースリリース

2015年10月15日新造船「神瑞丸」竣工

 当社の新造船「神瑞丸」が10月15日、山中造船株式会社(愛媛県)で竣工いたしました。同船は社船「喜洋丸」(1994年竣工)の老朽化に伴う代替船です。
 2015年10月15日、山中造船で命名・引渡式が執り行われ、「神瑞丸」と命名され竣工いたしました。
 今回の新船名は、社内公募され、159通の応募の中から、当社が神戸製鋼グループの一員としての「神」と、“めでたいしるし・吉兆”との意味があり神戸製鋼グループに吉兆をもたらす船になってほしいとの願いが込められた「瑞」の二文字を合わせた「神瑞丸(しんずいまる)」が採用されました。
 当日は、当社岩佐社長の命名の儀の後、㈱神戸製鋼所 柴田常務執行役員 加古川製鉄所長ご令室様の支綱切断により、船としての産声をあげました。
 同船は、神戸製鋼所加古川製鉄所から関東・中部地区へ鉄鋼製品の海上輸送を担います。
 主な特徴としては、排ガス熱媒油熱交換器と船内LED照明の採用で省エネ性能の向上を図っています。
また、安全航行を目的に、液晶レーダーと簡易型電子海図表示装置の延長モニタを装備し、船長室と食堂でもモニター確認できる仕様となっています。作業の安全面では、ハッチ開閉用警報装置を導入し船員の安全確保も図っています。

~「神瑞丸」の主要目~
総トン数=499トン、載荷重量=1,690トン、全長=75.23m、幅=12.0m、
型深さ=7.12m、満載喫水=4.172m、主機関=阪神内燃機製 1,323kW、
最大速力=14.02ノット