ニュースリリース

2014年11月12日当社主催 第98回「神輸会」開催について

当社が主催する協力会社情報交流会を下記の通り、開催しましたのでお知らせいたします。

(内 容)
 神鋼物流(本社:兵庫県神戸市 社長 岩佐道秀)は11月11日、協力会社情報交流会 第98回神輸会を神戸市中央区の兵庫県国際交流会館で開催し、38社 約110名が参加した。
 神戸製鋼所の鋼材輸送に関る海上輸送・陸上輸送・流通基地・荷役その他関係する会社が全国から集まり、会員各社の共通課題である安全・品質・納期・輸送技術等、取り組みの向上を図った。今年は6月に吉田前社長からバトンタッチを受けた岩佐社長の主催者挨拶から始まり、今回は「安全」をテーマに2つの発表と、主要荷主の一社であるコベルコクレーンから港湾用クレーン車両のプレゼンテーションが行われた。
 テーマ発表は協力会社の三輪貨物自動車より「線材縦積特殊車両の導入」と、神鋼物流より「災害・事故事例の共有化と事故撲滅に向けて」の2テーマ発表を行った。


《岩佐社長挨拶(要約)》
 主催者として岩佐社長が挨拶し、「日本の粗鋼生産量は下期も高水準の生産を維持すると予想している。国内鉄鋼需要も比較的堅調に推移しているものの、消費増税影響の長期化をはじめ、東アジアでの鉄鋼需給の緩和など、鉄鋼業界を取り巻く環境には不透明要因も見られる。そのような中、神戸製鋼所の鋼材物流を一手に担っている我々としては『安定輸送の完遂』を第一に取り組んでいきたいと考えており、安全・物流品質維持・安定輸送のため、会員会社の皆様にご協力をお願いしたい。
 安全面では、大きな事故・災害には至っていないが、お客様への大事な製品の物損事故が頻発しており、安全に・品質を維持したまま、お客様にお届けするという使命を果たせていない状況である。神鋼物流・協力会社が一体となって安全活動に取り組み、事故・災害を発生させないとの強い意志のもと、安全作業・安全輸送に取り組んでいきたいと考えている。皆様の職場においても、今回の事例報告を参考に自社の立場に置き換えて安全点検をお願いしたい。」と呼び掛けた。